2025-05-12

備蓄米の話と、文化の主食

米の価格を抑えるため、政府備蓄米を放出する方針だと聞きます。主食の値は、暮らしの土台です。

米が高ければ、暮らしが軋む。主食を安定して供給することは、為政者の最も基本的な務めです。派手さはないが、最も大切な仕事。

文化にも「主食」が要ると、私は思います。高価な名作だけでなく、日々気軽に触れられる作品。私が量産するのは、文化の備蓄米のようなものです。誰もが負担なく味わえる音と物語を、絶やさず供給したい。日々の主食は展示の門に。

ABI伯爵

← 手紙の一覧へ