2025-04-11
楽譜もまた、呪文である
書物のプロンプトを「呪文」と呼びましたが、楽曲のそれも同じでした。
今朝の実験。「明るいピアノ曲」と唱えると、量販店の試聴機のような音が返る。「夜明け前の青い空気のなか、ひとりだけ起きている人のためのピアノ」と唱え直すと、国の他の作品と地続きの旋律が立ち上がる。楽譜を一音ずつ書くのではなく、情景を言葉で唱える。呪文の作法は、文字でも音でも変わらないのです。
月末の最初の音も、この呪文で呼び出します。書物で磨いた情景の言葉が、そのまま旋律の設計図になる。呪文帳の中身は、いずれ工房講座で。
ABI伯爵