2025-01-13
氷の王座、薔薇の契約 ― 仕込み中の物語たち
仕込み中の物語が、机の上で溢れております。
氷の王座をめぐる叙事詩があり、薔薇の形をした契約書があり、子会社を操る蜘蛛の糸がある。神話とビジネス風刺を同じ鍋で煮る ― これが私の国の味付けです。
なぜ叙事詩と決算書を並べるのか。現代の権力闘争は、剣ではなく契約書で行われるからです。王の物語と会社の物語は、よく似ている。玉座の間も会議室も、座る席の順番で人が変わる場所です。
やがて展示の門で、その両方を並べてご覧に入れます。ジャンルの垣根は、国境ほどには堅くありません。
ABI伯爵